第1・第2テサロニケ

ピーター・アムステルダム

新約聖書にあるテサロニケ人への手紙第1と第2は、使徒パウロによって紀元49-51年頃に書かれたものであり、パウロの初期の書簡と考えられています。使徒行伝にも、パウロがテサロニケで体験した出来事が書かれているので、本シリーズではそれらの出来事も扱っていきます。

テサロニケは現在テッサロニキと呼ばれており、エーゲ海の北西端にあるギリシャの港湾都市です。パウロの時代、テサロニケでは異教崇拝が盛んでした。テサロニケの人間がキリスト教に改宗することは、この町の伝統宗教からの根本的な決別を意味していたので、市民の間に怒りと憤りが生まれました。使徒パウロは、テサロニケのクリスチャンを、同じく迫害に耐えてきたユダヤ地方のクリスチャンと比較しながら、称賛しています。

使徒行伝によると、パウロとその一行は、テサロニケで3回の安息日にわたり、地元の会堂(シナゴーグ)を訪れています。パウロとシラスの説教は強い反発を受け、彼らがそのまま町に留まるのは危険になったので、信者たちは2人をベレヤヘ送り出しました。

コリント滞在中に、パウロは自身の最初の書簡である第1テサロニケ書を書き、それからしばらくして第2テサロニケ書も書いています。

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第1テサロニケ

第2テサロニケ

信条

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