キリスト教を生きる
クリスチャンは、自分たちが神の言葉にかなった生き方をすべきであることを聖書が教えていると心得ています。私たちは、「あらゆる霊的な知恵と理解力とをもって、神の御旨を深く知り、主のみこころにかなった生活をして真に主を喜ばせ、あらゆる良いわざを行って実を結び、神を知る知識をいよいよ増し加えるに至る」よう求められています。これは大きく崇高な目標であり、私たちクリスチャンはこの目標を尊び、それに向けて努力したいのです。この節では、神の知恵と理解力とに関する知識を自分の人生に当てはめて実を結び、神を知る知識を増し加え、神に喜んでいただくにふさわしい生活をせよという明快な呼びかけがなされています。
神がその御言葉を通して教えておられることを理解し、その教えを自分に当てはめることこそ、神を喜ばせる生活をするということです。しかし、日常生活の複雑さや、数多くの迫られる決断、時間を消費する責任の重さ、手を抜きたくなる誘惑が、神を喜ばせ、御言葉を実行するのを難しくすることがあります。それでも、聖書が明確に告げているのは、神の言葉に従うことが、主に従う鍵だということであり、イエスもそのことを次のように強調されています。
もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守るべきである。
もしわたしのいましめを守るならば、あなたがたはわたしの愛のうちにおるのである。それはわたしがわたしの父のいましめを守ったので、その愛のうちにおるのと同じである。
十戒
[現在、日本語に翻訳されているのはここまでとなっています。]